エンジニアは技術職ですが、スキルがあれば自分の望む職場で働けるというわけではありません。大切なのは就職や転職活動の際、自分のアピールポイントを自信を持って面接官に伝えることです。そのためには事前の面接対策が重要になります。
基本的に、エンジニアの面接は「一次面接」と「二次面接」と2回あります。面接ごとに担当する面接官が異なることも多いです。しかし、どの企業の面接でも自己紹介や志望動機などの基本的なことは必ず聞かれるでしょう。基本的な質問にどのように回答するかを事前に整理しておくことが大切です。
例えば、自己紹介では自分の経歴を伝えますが、その時にアピールポイントを含めると良いでしょう。自分が経験した仕事を説明すると同時に、その仕事を通して成長したスキルや得意となった分野などを加えることができます。
さらに、志望動機を聞かれた際には「この会社でなければならない理由」を伝えます。その時に理由が1つや2つだけだと、他の会社でも良いという印象になってしまうので注意が必要です。複数の具体的な理由を挙げること、そして自分とそれがどう関係しているのかを上手に伝えることが大切です。
こうした回答は基本的なスキルです。それらに加えて、自己PRでは自分を採用してもらった場合、会社にとってどんなメリットがあるのかを説明できます。また、自分の長所だけでなく短所も伝えると、しっかりと自己分析できていることが伝わります。ちなみに短所を伝える時には長所の側面であるなど、ポジティブに伝わるよう工夫します。
こうした面接対策以外にも、エンジニアは転職活動を効率的に進めるための対策をしっかり練って行動に移すことが大切です。